まずは基礎知識

ボウリング教室

■マナーとルール
どんなスポーツにもルールがあります。
ボウリングの基本ルールは他人に迷惑をかけないためのエチケットでもあります。
このエチケットを厳守することにより、初心者も上級者も一緒にプレイできるところがボウリングの特徴です。
■同時投球の禁止
隣り合ったアプローチで同時にスタンスしない
・ボウリングは非常に精神集中が要求されます。同時投球すると集中力が乱れ迷惑です。
・隣り合って同時に投球すると、身体がぶつかり合う可能性があります。
・ボールリターンは2レーンで1ヵ所。
 2個のボールが同時に投球されると、マシントラブルの原因にもなります。
・同時になりそうな場合は、右側優先です。
■ファールをしない
・ファールラインをオーバーすると、何本倒しても得点になりません。
・レーン上には特殊な油が塗ってあり、アプローチ上は乾いています。
 ファールをすると、靴の底にレーン上のオイルがつきます。
 その靴でアプローチを歩くとアプローチにオイルがつきすべらなくなります。
・実技に入ると実感できると思いますが、アプローチがすべらないとスライドができなくなり危険です。
■水気に注意
・レーンもアプローチも水分や湿度に敏感です。湿度によって板目の隙間が変化するので、
 湿度管理は慎重に行われています。
・ファールでも説明したようにアプローチは非常に大事で、水やジュースをこぼしたり、
 ぬれた靴で上がることは絶対にやめましょう。
・レーン・アプローチ上だけでなく、ボウラーズベンチ内も十分注意してください。
■ロフトボールに注意
・レーンの水平度は千分の40インチ(約1ミリ)以上の狂いは許されません。
 レーンは復元力のある素材でできていますが、木材かプラスティックなので、
 重いボールを叩きつけられれば、凹んで水平度が狂ってしまいます。
・ボールは投げつけるのではなく転がすものです。
 ロフトすればボールの威力が半減するので、自分のためにもロフトボールは避けましょう。
■ごく基本的なマナー
●やたら声をかけない!
 すでにアドレス(構え)している人に声をかけないこと。
 精神の集中を妨げるばかりでなく、危険なこともあります。
●やたら長く構えない!
 これも次のプレイヤーや周りの人をイライラさせます。
 また、あまり長いアドレスは自分の集中力を弱くしてしまいます。
■シューズと服装
・ボウリングシューズは左右の靴底が異なり、利き足の反対側(右利きなら左)が、
 スライドさせるために、すべりやすくなっています。ただし貸し靴は両方とも使えるように同じ靴底です。
・服装は活動しやすいもの。ボウリングユニフォームが最適です。